• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ファミリー分子GITRとOX40による自己免疫制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19790352
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 免疫学
研究機関東北大学

研究代表者

陳 書明  東北大, 医学(系)研究科(研究院) (60436087)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,690千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードGITR / Treg / 自己免疫
研究概要

【目的】TNF受容体型分子であるGITR(glucocoricoid-induced TNF receptor)はCD25陽性制御性T細胞(Treg細胞)機能に関与し、自己免疫疾患発症や腫瘍免疫に重要な役割を果たす分子として注目されている。一方、同様のTNF型受容体分子であるOX40からのT細胞補助シグナルはCD4陽性T細胞の機能と生存を増強することにより、T細胞免疫記憶を増強し、一方で自己免疫・アレルギーなどの炎症反応遷延化に関与する。GITRとOX40およびそのリガンド同士はともにゲノム上で数kb内に隣接しており、遺伝子構造上およびタンパク構造上からリガンド、受容体ともに同一の分子から進化的に派生したと考えられる。従って、GITRとOX40は上記のように異なる機能が指摘される一方で、類似の機能を有することも知られており、互いに機能的相補性を有する可能性が想定される。すなわち、同一の分子から派生・進化したと考えられる両分子は一見反対の機能を有する。そこで本研究では、両者の遺伝子欠損マウス、およびGITR(L)、 OX40(L)に対する単クロン抗体を用いて、Treg細胞増殖・機能におけるGITRとOX40の役割を解析する。
【結果】GITR欠損マウス脾臓細胞から精製したTreg細胞をOX40L欠損マウス、 OX40L-Tgマウス、野生型マウスからそれぞれ調製した抗原提示細胞存在下にCD3刺激を加えて、in vitroでの増殖反応と抗原刺激後のTreg細胞機能を測定した。OX40シグナルはTreg細胞増殖と機能に促進に働くことを明らかにした。また、GITRとOX40シグナルの機能的関連性についても明らかにした。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Co-inhibitory roles for Glucocorticoid-induced TNF receptor (GITR) in CDld-dependent natural killer T cells.2007

    • 著者名/発表者名
      陳書明
    • 学会等名
      第37回日本免疫学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2007-11-20
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi