研究課題
若手研究(B)
Toll 様受容体(TLR)シグナル伝達の負の制御因子として、ユビキチン関連分子Trib1 を同定した。Trib1 を欠損するマウスを作製したところ、Trib1 欠損細胞においてTLR 刺激による炎症性サイトカインのうちIL-12p40の産生が亢進していることを見出した。また、Trib1 欠損マウス由来の細胞においては、炎症促進転写因子であるC/EBP のタンパク質量が増加しており、それが原因でC/EBP により制御されている遺伝子群の過剰発現が見られたことが考えられた。
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