PILRによる新たな免疫制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 19790359
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 免疫学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 上堀 淳二 大阪大学, 微生物病研究所, 特認研究員 (20432429)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,780千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 480千円); 2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
• キーワード: PILR / CD45 / CD8 / T細胞 / ペア型レセプター / 細胞増殖 / CD8 T細胞 / CD8T細胞

研究概要

PILR欠損マウスを樹立することにより、PILRは抗原提示細胞等の機能を制御するばかりでなく、T細胞上のCD45の機能制御にも深く関与していることが明らかにした。今まで、T細胞の活性化にPILR等の抑制化レセプターが重要な機能を担っていることは知られておらず、全く新たな知見である。

研究成果

• [雑誌論文] PILRalpha is a herpes simplex virus-1 entry coreceptor that associates with glycoprotein B (2008)
  • 著者名/発表者名: Satoh T, Arii J, Suenaga T, Wang J, Kogure A, Uehori J, Arase N, Shiratori I, Tanaka S, Kawaguchi Y, Spear PG, Lanier LL, Arase H
  • 雑誌名: Cell 132(6) ページ: 935-944
• [雑誌論文] PILRによるT細胞制御機構 (2008)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二、荒瀬尚
  • 雑誌名: 臨床免疫・アレルギー科 第50巻 第3号 ページ: 259-264
• [雑誌論文] PILRによるT細胞制御機構 (2008)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二, 荒瀬尚
  • 雑誌名: 臨床免疫・アレルギー科 50 ページ: 259-264
• [雑誌論文] PILRα is a herpes simplex virus-1 entry co-receptor that associates with glycoprotein B. (2008)
  • 著者名/発表者名: Satoh, T., Arii, J., Suenaga, T., Wang, J., Kogure, A., Uehori, J., Arase, N., Shiratori, I., Tanaka, S., Kawaguchi, Y., Spear P.G., Lanier, L.L. and Arase, H.
  • 雑誌名: Cell In press
  • 査読あり
• [学会発表] PILR/CD45相互作用を介した新たなT細胞活性化制御機構 (2008)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二
  • 学会等名: 第18回Kyoto T Cell Conference(KTCC)
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2008-06-13
• [学会発表] PILR/CD45相互作用を介した新たなT細胞活性化制御機構 (2008)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二、白鳥行大、佐藤毅史、王静、前仲勝美、荒瀬尚
  • 学会等名: 第18回Kyoto T Cell Conference (KTCC)
  • 発表場所: 京都
• [学会発表] PILP/CD45相互作用を介したCB8 T細胞活性化制御機構 (2007)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二
  • 学会等名: 日本免疫学会
  • 発表場所: グランドプリンスホテル新高輪
  • 年月日: 2007-11-21
• [学会発表] Regulation of CD8 T Cell activation by PILR/CD45 interaction (2007)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二、白鳥行大、佐藤毅史、Wang Jing、前仲勝美、荒瀬尚
  • 学会等名: 第37回日本免疫学会総会・学術集会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] PILR/PILR リガンド相互作用を介した新たなT細胞活性化制御機構 (2007)
  • 著者名/発表者名: 上堀淳二、荒瀬尚
  • 学会等名: 第17回 Kyoto T Cell Conference (KTCC)
  • 発表場所: 京都