研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、ミコフェノール酸の適正使用を目指して、臨床で使用される薬物との相互作用解析を中心に検討を行った。ラットを用いた実験の結果、ミコフェノール酸とmTOR阻害剤エベロリムスを併用投与した場合、ミコフェノール酸のグルクロン酸抱合代謝物の胆汁中排泄が抑制され、血漿中濃度が上昇することを見出した。本研究成果は、臨床におけるミコフェノール酸の薬物相互作用を理解する上で有用な情報になると考える。
すべて 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
J. Clin. Pharmacol. (in press)
J Clin Pharmacol
Pharmacogenet. Genomics 18
ページ: 413-423
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~yakuzai/main.htm