研究課題/領域番号 |
19790449
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
早川 秀幸 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 特別研究生 (10373052)
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研究協力者 |
塩谷 清司 筑波メディカルセンター病院, 放射線科 (70284049)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,150千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 死後画像診断 / オートプシーイメージング / MRI / 死後変化 |
研究概要 |
剖検予定遺体33例についてMRI撮影を行い、画像に及ぼす死後変化や死因の影響を検討した。MRIで特徴的な画像上の変化として、T1強調画像で大脳基底核が高信号化、T2強調画像で内包が低信号化、T2強調画像で脂肪抑制などを認めたが、何を反映した変化なのかは解明できなかった。CTでは描出困難な肺動脈内血栓や脳動脈瘤もMRIでは明瞭に描出され、死因診断に有用であったが、死因の多くを占める虚血性心疾患の診断は困難であった。死因診断の精度向上のためには、死後造影など新たな撮像法の開発が必要と考えられる。
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