研究課題/領域番号 |
19790505
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 国立国際医療センター(研究所) |
研究代表者 |
川島 麗 国立国際医療センター(研究所), 研究員 (70392389)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,610千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 消化器学(食道、胃、小腸、大腸) / IL-13 / IL-4 / 消化管上皮細胞 / 消化器学 / サイトカイン |
研究概要 |
腸管一次培養法やヒト大腸癌細胞株を用いた実験により、IL-13はbeta-cateninやZO-1などの膜染色性を弱めることから、IL-13は細胞間接着を破壊するような細胞傷害作用を持つ。TUNEL法を用いて、アポトーシスの誘導について解析したところ、IL-4は上皮細胞にアポトーシスを誘導しないが、IL-13はTNF-αに匹敵する数の細胞にアポトーシスを誘導することが明らかとなった。 IL-13が腸管上皮細胞に対して直接的に細胞間結合分子の作用減弱を伴う傷害作用を誘導することが証明され、消化管におけるIL-13の組織傷害メカニズムを解明する上で重要な知見を得られた。
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