研究課題/領域番号 |
19790702
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー・感染症内科学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
鈴木 亜香里 独立行政法人理化学研究所, ゲノム医科学研究センター, 自己免疫疾患研究チーム (00391996)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ぺプチジルアルギニンデイミナーゼ / シトルリン化 / 関節リウマチ / ノックアウトマウス / ペプチジルアルギニンデイミナーゼ / フィブリノーゲン |
研究概要 |
RA関連遺伝子としてぺプチジルアルギニンデイミナーゼタイプ4(PADI4)遺伝子を得た。PADI酵素によってシトルリン化タンパクは産生され、さらにシトルリン化タンパクのいくつかは特異的自己抗原として知られている。PADI4酵素の基質群を免疫スクリーニング法等により行い、タイプ1、タイプ2コラーゲン、真核生物翻訳開始因子 4G1(eIF4G1)、α-エノラーゼなどを同定し、RA発症と自己抗体産生の関連を調べたところ、RA患者にはこれらのタンパクのシトルリン化フォームに対する抗体が存在することがわかった。また既知シトルリン化タンパクとして知られるフィブリノーゲンがシトルリン化により生理的機能が変わることなどを突き止めた。更にPADI4遺伝子の発現がRAの発症、進行にどのように影響しているか調べるために、遺伝子改変動物として、PADI4ノックアウトマウスを作製した。
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