胎児腎臓幹細胞分化の分子基盤解明とそのアッセイ法の開発

• 研究課題/領域番号: 19790710
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 小児科学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 臼井 丈一 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (70447340)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,780千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 480千円); 2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
• キーワード: 腎臓発生 / 幹細胞 / 再生医学

研究概要

幹細胞医療の臨床実現化の際に、発達臓器の分化制御プロセスを詳細に解析し、幹細胞の再生プロセスに応用することは重点課題である。胎児腎臓における幹細胞システムの導入を評価のためのアッセイ系の確立を目指し研究を遂行した。ES細胞、iPS細胞と腎臓欠損マウスを用いた発達腎臓のin vivoアッセイ系および腎臓発生に必須な分子であるwnt4蛋白過剰発現フィーダー細胞との共培養でのコロニーアッセイを行うin vitroアッセイ系の再現に成功した。

研究成果

• [雑誌論文] 座談会:腎再生研究の現状と将来性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 長田道夫、横尾隆、西中村隆一、櫻井裕之、臼井丈一
  • 雑誌名: 腎と透析 66(3) ページ: 369-378
• [雑誌論文] 腎疾患アプローチのための解剖生理 (2009)
  • 著者名/発表者名: 臼井丈一,山縣邦弘
  • 雑誌名: 薬局増刊号 60(4) ページ: 420-423
• [雑誌論文] 座談会 : 腎再生研究の現状と将来性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 長田道夫他
  • 雑誌名: 腎と透析 66 ページ: 369-378
• [雑誌論文] Generation of functional platelets from human embryonic stem cells in vitro via ES-sacs, VEGF-promoted structures that concentrate hematopoietic progenitors (2008)
  • 著者名/発表者名: Naoya Takayama, Hidekazu Nishikii, Joichi Usui, Akira Sawaguchi, Takashi Hiroyama, Koji Eto, Hiromitsu Nakauchi
  • 雑誌名: Blood 111(11) ページ: 5298-5306
  • 査読あり
• [雑誌論文] Generation of functional platelets from human embryonic stem cells in vitro via ES-sacs, VEGF-promoted structures that concentrate hematopoietic progenitors (2008)
  • 著者名/発表者名: Takayama N et.al.
  • 雑誌名: Blood 111 ページ: 5298-5306
  • 査読あり
• [学会発表] 腎臓欠損モデルマウスとblastocyst complementationを組み合わせたマウスES細胞由来腎臓の作成 (2007)
  • 著者名/発表者名: 臼井丈一、小林俊寛、西中村隆一、山縣邦弘、中内啓光
  • 学会等名: 第8回腎不全病態治療研究会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2007-12-01
• [学会発表] 腎臓欠損モデルマウスとblastocyst complementationを組み合わせたマウスES細胞由来腎臓の作成 (2007)
  • 著者名/発表者名: 臼井丈一,小林俊寛,西中村隆一,山縣邦弘,中内啓光
  • 学会等名: 第43回日本移植学会総会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2007-11-24
• [学会発表] 腎臓欠損モデルマウスとblastocyst complemelltationを組み合わせたマウスES細胞由来腎臓の作成 (2007)
  • 著者名/発表者名: 臼井丈一
  • 学会等名: 第43回日本移植学会総会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2007-11-24
• [学会発表] Organization of ES cell-derived kidneys in kidney-deficient mice by using blastocyst complementation (2007)
  • 著者名/発表者名: Joichi Usui, Toshihiro Kobayashi, Ryuichi Nishinakamura, Kunihiro Yamagata, Hiromitsu Nakauchi
  • 学会等名: The American Society of Nephrology Renal Weel 2007
  • 発表場所: San Francisco
  • 年月日: 2007-11-04
• [学会発表] Organization of ES cell-deritived kidneys in kidney-deficient mice by using blastocyst complementation (2007)
  • 著者名/発表者名: Joichi, Usui
  • 学会等名: ASN Renal Week 2007
  • 発表場所: San Francisco
  • 年月日: 2007-11-04
• [学会発表] ヒトES細胞由来造血支持構造体、嚢状構造物(ES-Sac)からの血液細胞の分化誘導 (2007)
  • 著者名/発表者名: 高山直也、江藤浩之、臼井丈一、錦井秀和、寛山隆、中内啓光
  • 学会等名: 第69回日本血液学会総会・第49回日本臨床血液学会総会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2007-10-12
• [備考] 読売新聞・ウェブサイト2009年3月9日配信 iPS細胞使い腎臓作成、マウス実験で成功、東大チーム
• [備考] 朝日新聞2008年3月12日夕刊 ES細胞使って腎臓・膵臓再生、東大教授マウス実験
• [備考] MSN産経ニュース・ウェブサイト2008年3月12日配信 マウスES細胞で体内に腎臓や膵臓を再生
• [産業財産権] Blastocyst complementationを利用した臓器再生法 (2008)
  • 発明者名: 中内啓光、小林俊寛、李允秀、臼井丈一
  • 権利者名: 国立大学法人東京大学
  • 取得年月日: 2008-08-28
  • 外国
• [産業財産権] Blastocyst complement ationを利用した臓器再生法 (2008)
  • 発明者名: 中内啓光他
  • 権利者名: 中内啓光他
  • 出願年月日: 2008-08-28
  • 外国