研究課題
若手研究(B)
若年性骨髄単球性白血病(JMML)患者(71 例)の血液検体を用いてPTPN11、RAS、NF1 遺伝子の異常を検討し、それぞれ45%、16%、4%の患者において遺伝子異常を認めた。臨床所見および予後との相関を検討したところ、PTPN11 遺伝子異常のある患者は、診断時の年齢が高く、HbFが高値で、かつ生存率が低く、JMML の予後不良因子となると考えられた。またJMML の疑いにて骨髄像の中央診断を受けた患者の中に、4 例の男児において先天性免疫不全症候群であるWiskott-Aldrich 症候群(WAS)をWASP 遺伝子検査およびWASP 蛋白のフォローサイトメトリー検査により診断した。WAS 患者においてJMML に類似した血液異常が認めうることが初めて明らかになった。またJMML において、従来のコロニー方法に変わる、GM-CSF 過剰反応性の測定方法として (3)H-thymidine アッセイを用い方法を開発した。この方法は簡便でかつ定量的にGM-CSF 過剰反応性を測定でき、JMML の診断に有用であると考えられた。
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