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ヒトサイトメガロウイルスを中和するヒトモノクローナル抗体の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 19790745
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

太田 茜  藤田保衛大, 医学(系)研究科(研究院) (50410717)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,780千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードモノクローナル抗体 / 抗体ライブラリー / ヘルペスウイルス
研究概要

1.中和抗原への結合力(反応速度論的解析)
単離クローンは、VHのアミノ酸配列により14種(H0l〜H14)に分類でき、14種はすべて中和抗原gBの膜外領域組換えタンパクgB654に対して結合活性を示した(ELISA法)。そのうち7種(H02,H03,H04,H05,H08,H09,H14)について、SPR(表面プラズモン共鳴)法を利用した反応速度論的解析を行ない、いずれもgB654に対して強い結合力(K_D=9.2-0.53(nM))を示した。
2.エピトープ解析
結合力が明らかとなった7種のクローンが認識するgB654分子上のエピトープを簡便に分類するため、SPR法で任意の2抗体の競合実験を行なった。その結果、H05とH09,H05とH14の組み合わせでは互いの結合が他の結合を阻害せず、それぞれ異なるエピトープを認識していることが示唆された。全ての組み合わせによる実験の結果、7種の抗体は3グループ(a:H05,b:H09,H14,c:H02,H03.H04,H08)に分類された。
3.中和活性解析
14種のクローンはFabl価の抗体では、いずれも中和活性を示さなかった。そこで、7種のうちの3種(H05,H08,H14)について、遺伝子組換えによりIgG型抗体を作製したところ、50μg/mlで50%プラーク抑制を示す程度の中和活性を示した。現在、さらに4種(H02,H03,H04,H09)のIgG抗体を作製しており、それらの中和活性についても評価する予定である。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Isolation of human monoclonal cytomegalovirus antibodies derived from human antibody phage library2007

    • 著者名/発表者名
      Akane Ota
    • 学会等名
      11th interational CMV and beta-herpesvirus work shop
    • 発表場所
      Toulouse, France
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] ヒトサイトメガロウイルスを中和するヒトモノクローナル抗体の解析2007

    • 著者名/発表者名
      太田 茜
    • 学会等名
      ヘルペスウイルス研究会
    • 発表場所
      福岡市、博多都ホテル
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] ヒトサイトメガロウイルス親和性ヒトモノクローナル抗体の中和活性解析2007

    • 著者名/発表者名
      太田 茜
    • 学会等名
      第55回日本ウイルス学会学術集会
    • 発表場所
      札幌コンベンションセンター
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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