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注意欠陥/多動性障害モデルラット中枢神経におけるモノアミントランスポーターの機能

研究課題

研究課題/領域番号 19790746
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関久留米大学

研究代表者

木谷 有里  久留米大学, 医学部, 助教 (70341302)

研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードAD / HD / SHR / Imz / WKY / DAT / NET / 青斑核 / 前頭前野 / 線条体
研究概要

これまで、電気生理学的実験より、AD/HDモデルラット(高血圧自然発症ラット:SHR/Izm)と対照ラット(WKY/Izm)から青斑核を含む新鮮脳スライス標本から神経活動の記録を行ってきた。その結果、静止膜電位やその際の自然発火頻度の程度が異なり、また種々の薬剤に対する作用が異なっていた。したがってSHR/IzmとWKY/Izmにはtransporterの機能に違いがあるのではないかということが示唆された。そこで本年度は、主にこれまで行ってきた電気生理学的実験手法から離れ、蛋白解析の習熟期間に充てた。すなわちSHR/IzmとWKY/Izmより迅速に脳を取出し、青斑核、内側前頭前野または線条体を含む新鮮脳スライス標本を作成し、超音波細胞破砕機によりホモジナイズした試料を用いて、Western blot法によりdopamine transporter(DAT)とnorepinephrine transporter(NET)の解析(抗体はそれぞAB1591P,CHEMICON, USAとNET-101AP,Fab Gennix, USAを使用)を行った。その結果、SHR/Izm、WKY/Imz共に線条体においてDAT、NETを豊富に認められた。一方で前頭前野と青斑核にはNETは豊富にあるもののDATはほとんど認められなかった。現在、前頭前野と青斑核におけるNETの発現量にSHR/IzmとWKY/Imzとの間に差があるかどうかを見るため、数を増やすとともに、より精度の高い抗体を検索している。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] メチルフェニデートは幼若ラットの青斑核ニューロンに内向き整流性K^+電流を発生する2007

    • 著者名/発表者名
      石松 秀
    • 雑誌名

      久留米医会誌 70

      ページ: 71-77

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] DVD版「ドラマ・テユートリアル」の制作とテューター養成ワークショップでの活用2007

    • 著者名/発表者名
      石松 秀
    • 雑誌名

      医教育 38

      ページ: 72-72

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 注意欠陥多動性障害(AD/HD)モデルラットの青斑核におけるDA、NE含有量-高血圧自然発症ラット(SHR)と対照ラット(WKY)の比較検討2007

    • 著者名/発表者名
      田中 亜美
    • 学会等名
      第2回日本臨床検査学教育学会学術大会
    • 発表場所
      高松
    • 年月日
      2007-08-29
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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