研究課題/領域番号 |
19790753
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 国立成育医療センター(研究所) |
研究代表者 |
大熊 加奈子 国立成育医療センター研究所, 成育社会医学研究部, 流動研究員 (00399487)
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研究協力者 |
谷村 雅子 国立成育医療センター研究所, 成育社会医学研究部, 部長 (90014191)
宮尾 益知 国立成育医療センター, こころの診療部, 発達心理科医長 (70120061)
木村 育美 多摩療育園, 医師 (70450624)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,680千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 乳幼児 / テレビ / ビデオソフト / 視聴行動 / 言語発達 / コミュニケーション / 脳活動 / NIRS / テレビ視聴 / コンテンツ分析 / 働きかけ |
研究概要 |
乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴の言語発達への影響の因果関係の究明研究の一環として、視聴内容特性とテレビ視聴時の反応行動及び脳活動との関連性を解析した。乳幼児はヒトが視聴者向きに語りかける場面をよく視聴し、発声や模倣、親への質問、微笑み等の様々な反応行動を呈し、引き続いて親とのコミュニケーション行動を示していた。また、成人の脳活動計測では、これらの場面及び言語発達の遅れがない子ども達が好むビデオで登場人物が画面から働きかける場面で、対人関係や社会性に関与すると考えられている眼窩前頭部付近のOxy-Hb 量の上昇が観察された。言語遅れの子ども達が多く好むビデオでは登場人物の画面からの働きかけが少ないことを考え合わせると、児が習慣的に視聴する内容特性が言語や社会性の発達に影響する可能性が示唆された。
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