研究課題/領域番号 |
19790762
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
荒巻 道彦 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20338099)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 発生 / 分化 / 発生・分化 / 多発奇形症候群 |
研究概要 |
胎児期よりマウスに抗甲状腺薬(methimazole)の投与を行ったところ、非投与群と比べてmethimazole (MMI)投与群で体重増加率が悪かった。また、CHD7遺伝子のm RNA発現量をMMI投与群と非投与群とで定量PCR法を用いて比較したところ、MMI投与群でCHD7遺伝子の発現の低下が認められた。胎児期のマウス(E13.5)のpalliumでは、脳室帯に特異的にCHD7遺伝子の発現が認められた。嚥下機能は大脳皮質から脳幹部への投射によっても支配されていると考えられている。抗甲状腺薬の投与による体重増加不良のひとつの原因として哺乳不良が考えられ、本研究によって、そのメカニズムの一端としてCHD7遺伝子発現の低下が関与している可能性が示唆された。
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