研究課題/領域番号 |
19790765
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 独立行政法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
井原 規公 国立成育医療センター(研究所), 生殖・細胞医療研究部, 共同研究員 (50425716)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,080千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 幹細胞移植 / 免疫学的寛容 / キメリズム / 胎児治療 / 筋ジストロフィー / 幹細胞 / 骨格筋 / 細胞移植 |
研究概要 |
GFP発現c57BL/6マウスの骨髄から採取した造血幹細胞を、BALB/cマウスの胎齢14日目の胎仔卵黄嚢静脈内に、20×10^6細胞/胎児に調製して投与した。生後4週間目となる時期にマウス末梢血を採取し、フローサイトメトリーを用いてドナー細胞の生着率について分析を行った結果、20%に至るドナー細胞の生着が確認された。1~10%程度の生着率で先天性代謝異常症の治療となることから、胎児期に進行する脳神経症状や骨形成異常などの症状に対する有効な治療法となる可能性が示唆された。さらに、臍帯血・子宮内膜・月経血・胎盤・脂肪などのヒト組織から造血幹細胞以外の間葉系幹細胞を誘導し、その際、ヒト血清ならびにヒト液性因子のみ、あるいは無血清培地を用いた培養法を確立した。また、得られたヒト幹細胞に対して網羅的遺伝子発現解析、ならびにSSEA分子群、TRA1、Oct-3/-4、STRO-1等の間葉系幹細胞候補を用いて分子発現解析を行い、規格設定を行った。
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