認知症病名告知における心理的側面の検討

• 研究課題/領域番号: 19790824
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 精神神経科学
• 研究機関: 福島県立医科大学
• 研究代表者: 小林 直人 公立大学法人福島県立医科大学, 医学部, 助教 (50381372)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 890千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 90千円); 2009年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2008年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
• キーワード: 老年精神医学 / 認知症 / アルツハイマー病 / 病名告知 / アンケート調査 / 告知サポート / ミニメンタルステート検査 / ハミルトンうつ病評価尺度

研究概要

病名告知を希望する認知症患者43名に対して病名告知を行った。告知前後の精神状態をハミルトンうつ病評価尺度を用いて評価を行った。結果として、ハミルトンうつ病評価尺度の点数は告知後に有意に上昇していた。各種因子との関連を評価したところ、認知機能と告知前のハミルトンうつ病評価尺度の点数間に緩やかな関連が示されたが、心理的側面に影響を与える有意な因子は明らかにできなかった。

研究成果

• [雑誌論文] アメリカの認知症治療・ケアガイドラインと課題 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小林直人
  • 雑誌名: 老年精神医学雑誌 20巻 ページ: 399-406
• [雑誌論文] 神経疾患のリハビリテーションUpdate代表的神経疾患のリハビリテーション認知症 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小林直人、田子久夫、丹羽真一
  • 雑誌名: Clinical Neuroscience 27巻 ページ: 1003-1006
• [雑誌論文] ジェンダーのニューロサイエンス疾患の性差認知症と性差医療 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小林直人、丹羽真一
  • 雑誌名: Clinical Neuroscience 27巻 ページ: 1149-1151
• [雑誌論文] アメリカの認知症治療・ケアガイドラインと課題 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小林直人
  • 雑誌名: 老年精神医学雑誌 20 ページ: 399-406
• [雑誌論文] 神経疾患のリハビリテーションUpdate代表的神経疾患のリハビリテーション認知症 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小林直人、田子久夫、丹羽真一
  • 雑誌名: Clinical Neuroscience 27 ページ: 1003-1006
• [雑誌論文] ジェンダーのニューロサイエンス疾患の性差 認知症と性差医療 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小林直人、丹羽真一
  • 雑誌名: Clinical Neuroscience 27 ページ: 1149-1151
• [雑誌論文] 後期高齢者診療の実際とコツ精神疾患・認知症 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小林直人、丹羽真一
  • 雑誌名: 綜合臨床 57巻 ページ: 2507-2512
• [雑誌論文] 後期高齢者診療の実際とコツ精神疾患・認知症 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小林直人
  • 雑誌名: 綜合臨床 57 ページ: 2507-2512
• [学会発表] 認知症の医療・福祉・地域連携について考える (2010)
  • 著者名/発表者名: 小林直人
  • 学会等名: 東北老年期脳障害研究会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2010-03-05