研究課題
若手研究(B)
本研究では、がん診断を目的とした新規「分子イメージング」法の開発を目指し、その基盤となるがん特異的代謝に関する研究を行った。その結果、(1) がん細胞は細胞質性Acetyl-CoA synthetase (ACSS2)によって触媒される特異的酢酸産生反応を有すること、(2) ACSS2による代謝は低酸素環境下で亢進すること、(3) ACSS2代謝活性を放射性酢酸トレーサーでモニターできることを明らかにした。こうした発見は、がん特異的代謝を標的としたがん診断法を開発する上で有用な情報を提供すると考えられる。
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Cancer Science (2009) (in press)
10025145355
http://www1.fukui-med.ac.jp/birc/index.html