研究課題
若手研究(B)
一般的な脳内疾患では、脳内免疫担当細胞であるミクログリアは活性化されて末梢性ベンゾジアゼピン受容体を多量に発現している。今回の研究では、脳腫瘍の中で最も頻度が高く、全身の悪性腫瘍の中でも最も治療が困難なもののひとつである神経膠腫において、患者体内における末梢性ベンゾジアゼピン受容体の発現を可視化する[^<11C>]PK11195PETと、切除された病理組織による検討を行った。その結果、神経膠腫においては、末梢性ベンゾジアゼピン受容体の発現が低下しており、このことが神経膠腫における抗腫瘍反応を抑制して、治療を困難にしている一因である可能性が示唆された。
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