研究課題/領域番号 |
19790948
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
田中 浩明 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (90382168)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,520千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 胃十二指腸外科学 / 腫瘍免疫 / 樹状細胞 / 分子標的治療薬 / TGF beta / 免疫学 / 細胞 / 癌 |
研究概要 |
TGF beta阻害剤は樹状細胞(DC)DCによるLPS刺激によるインターロイキン12(IL-12)の産生を増加させた。またTGF beta阻害剤はDCのはT細胞増殖能も増強させた。スキルス胃癌細胞株lysateをパルスしたDCによって刺激されたT細胞による細胞傷害活性(CTL)反応の増強が認められた。CTLに加え、NK活性の増強効果も示した。またin vivoでは、腫瘍特異的CTL活性の増強効果が認められた。すなわちTGF beta阻害剤はDCの抗腫瘍サイトカイン産生を増強する効果を有し、癌宿主の免疫寛容を克服しワクチン療法に応用できることが示唆された。
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