研究課題
若手研究(B)
脊索細胞を含む脊索性髄核は椎間板組織の恒常性を保つ為に重要な役割を担い、脊索細胞が髄核から消失すること、すなわち脊索性髄核から線維軟骨性髄核への移行が細胞外基質代謝に影響を及ぼすと仮定し研究を行ったとろ、脊索性髄核はTGF-β1とTIMP-3を発現することによって椎間板の恒常性維持に寄与している可能性が示された。また、脊索性髄核の終末期にはTGFβなどのサイトカインの低下にともなうADAMTS4/TIMP-3比の不均衡が基質代謝に変化を及ぼし線維軟骨性髄核に移行する可能性が示された。
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