研究課題/領域番号 |
19791052
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター) |
研究代表者 |
疋田 温彦 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 病態総合研究部, 特別研究員 (60443397)
|
連携研究者 |
福井 尚志 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 病態総合研究部, 研究部長 (10251258)
田中 信帆 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 病態総合研究部, 研究員 (60530920)
山根 昌治 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 病態総合研究部, 特別研究員 (40419148)
池田 泰子 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 病態総合研究部, 研究員
古川 宏 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), リウマチ性疾患研究部, 研究員 (00372293)
當間 重人 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), リウマチ性疾患研究部, 研究部長 (50207528)
鈴木 隆二 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 診断・治療研究室, 室長 (70373470)
三富 弘之 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 検査科(病理), 課長 (90181940)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 腫瘍壊死因子 / 切断酵素 / 関節リウマチ / 変形性関節症 / 腫瘍破死因子 |
研究概要 |
腫瘍壊死因子(tumor necrosis factor-α、TNF-α)の切断に関与するタンパク分解酵素のスクリーニングを行い、従来報告されているADAM17以外にADAM9、ADAM10、ADAM19がこの因子の切断能を持つことを明らかにした。さらに種々の株化細胞、一次培養細胞における検討から、これらの酵素のうちADAM10とADAM17が実際にTNF-αの切断に関与しうること、この2つの酵素のTNF-α切断における寄与の程度は酵素の発現量と酵素の活性を阻害するTIMPの発現レベルによって決定されることを明らかにした。またヒトの血管炎に罹患した血管内皮細胞と変形性関節症に罹患した軟骨組織における軟骨細胞においてTNF-αとADAM10が同時に発現していることから、これらの病態ではTNF-αの切断にADAM10が実際に関与している可能性があると考えられた。
|