研究課題/領域番号 |
19791058
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
麻生 知寿 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40436308)
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研究分担者 |
西川 光一 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00334110)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 疼痛治療学 / 脊髄反射 / 侵害受容 / GABA / GABA合成酵素 / 脱抑制 / 抑制性シナプス / 炎症性疼痛 / tonic inhibition / ホルマリンテスト / 抑制シナプス |
研究概要 |
GABA合成酵素が抑制された遺伝子改変マウス(以下GAD65-/-mouse)を用いて、疼痛に対する逃避行動と抑制性シナプスにおけるシナプス後電位の解析を行った。GAD65-/-mouseでは野生型マウスでは、脊髄を介する逃避行動に差はみられなかったが、上位中枢を介する逃避行動に差があった。また、抑制シナプス後電位の解析では、GAD65-/-mouseで有意なtonic inhibitionの減弱が認められた。これらのことから、上位中枢を介する侵害受容反応にはGABA合成が重要な役割を果たしていると考えられた。
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