研究概要 |
われわれはこれまでに,骨がん疼痛状態ではendothelin-1などの生理活性物質によりtransient receptor vanilloid subfamily 1 (TRPV1)の機能が亢進するとともにTRPV1発現が末梢神経レベルで増加していることを明らかにしてきた.しかし,TRPV1発現増加の機序は明らかではない.そこで,末梢知覚神経細胞に発現する転写制御因子runt-related transcription factor 1(Runx1)に注目し,TRPV1発現増加機序を検討した.
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