研究課題
若手研究(B)
麻酔・集中治療領域において脳浮腫は生命予後を左右する重大な病態であり、脳浮腫の抑制は治療戦略上重要である。脳浮腫は水分の脳への異常集積であり、研究上水分量の測定は不可欠である。古典的な方法では、脳全体の水分含有量しか測定できず、脳の部位による詳細な水分含有量測定は困難である。本研究では、カールフィッシャー法を用いて、局所の脳水分含有量を測定することができるようになった。本法は、古典的な方法とも相関性があり、損傷を起こした脳において、損傷の程度に応じた水分含有量を測定することができた。その精度の高さから、今後の研究への応用が期待できる。
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Neuroscience Research 61(1)
ページ: 18-26
Anesthesia 21Century 10
ページ: 1835-1839
http://www.ncu-masui.jp