帯状疱疹後神経痛に伴う脳内モノアミン動態の解明-難治性疼痛の治療に向けて

• 研究課題/領域番号: 19791083
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 麻酔・蘇生学
• 研究機関: 大阪市立大学
• 研究代表者: 舟尾 友晴 大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (70433307)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 540千円); 2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
• キーワード: 脳内モノアミン / 疼痛治療

研究概要

帯状疱疹後神経痛モデルマウスを用いた実験は感染実験となり、実験室使用などの制約が生じるため、まず神経因性疼痛の代表的な坐骨神経結紮モデルラットを用いて脳内モノアミン動態を解析することとした。脳内モノアミン濃度を測定することは可能となったものの、測定値のばらつきが大きく難渋している状態である。測定に必要な試薬の微調整などをすることで、再現性のある測定ができるよう努力を継続する予定である。

研究成果

• [雑誌論文] 診断に難渋した肩部Glomus腫瘍の1症例 (2009)
  • 著者名/発表者名: 舟尾友晴, 他
  • 雑誌名: ペィンクリニック 30 ページ: 1265-1267
  • 査読あり
• [雑誌論文] 股関節再置換術の麻酔:無輸血で周術期をしのぐことと、術後の創部痛対策が大事 (2009)
  • 著者名/発表者名: 舟尾友晴, 他
  • 雑誌名: LiSA 16 ページ: 1186-1188
• [雑誌論文] 術中心停止を来した慢性3枝ブロックの1症例 (2009)
  • 著者名/発表者名: 堀耕太郎, 他
  • 雑誌名: 麻酔 59 ページ: 206-209
  • 査読あり
• [雑誌論文] 薬剤性過敏症症候群が疑われた1症例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 宮田妙子、他
  • 雑誌名: 日本ペインクリニック学会誌 15 ページ: 14-17
  • 査読あり
• [雑誌論文] 肝左葉切除後に難治性疼痛を訴え, 胆汁漏・十二指腸穿孔と判明した症例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 三宅和香子、他
  • 雑誌名: 麻酔 57 ページ: 996-998
  • 査読あり
• [学会発表] 肺癌胸壁浸潤による胸背部痛に対し、肋間神経高周波熱凝固術が有効であった2症例 (2008)
  • 著者名/発表者名: 舟尾友晴、他
  • 学会等名: 日本ペインクリニック学会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2008-07-20
• [図書] 局所麻酔薬中毒・アレルギー (2008)
  • 著者名/発表者名: 舟尾友晴、他
  • 総ページ数: 224
  • 出版者: 克誠堂出版