研究課題/領域番号 |
19791108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松岡 庸洋 阪大, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10379183)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,810千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 精子 / miRNA / 不妊症 / 不育症 / マイクロアレイ / 精子機能検査 |
研究概要 |
本研究は精子に含まれるmiRNAが受精後卵子において機能を発揮しているのではないかという仮定に基づき、いまだ報告のあまりないヒト精子miRNAのプロファイリングを行い、新たな精子機能検査として用いることを目的としている。方法としてはマイクロアレイを考えているが、そのためには精液から精路の上皮細胞や白血球の混入を極力除去し、精子のみを精製する必要がある。種々の洗浄法を試してみた結果、パーコール2層法により、比較的簡便に99%以上の精製が可能であることがわかった。この精子サンプルより得たtotal RNA からmiRNAを電気泳動により抽出する予定であうかが、本研究期間中にtotal RNAを検体としで供しうるmiRNAマイクロアレイがavailableとなったので、そのアレイを用いて解析することとし、total RNAを抽出したが、きわめて低濃度のRNAしか抽出できなかった。そこでスタートの精液量、精子精製における収率アップ、total RNAの抽出方法について検討を加え、まもなくマイクロアレイにかけられる見通しである。今回は健常者Aから3回、健常者Bから1回の精液の提供を受け、1.射出から短時間で精液Aの処理を開始、2.1と同条件で精液Aを処理、3.射出後時間をおいてから精液Aの処理を開始、4.1と同条件で精液Bを処理、の4検体のサンプルを用い、再現性、射出後の時間経過の影響、個体差について検討する。
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