研究課題/領域番号 |
19791216
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
村上 大造 熊本大学, 医学部・附属病院, 助教 (70398212)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,480千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 転移 / CD44 / NSAIDs |
研究概要 |
がんの浸潤・転移を抑制するNSAIDsのCD44連続的切断に対する影響について検討した。 Sulindac sulfide(SS)、Meclofenamic acid(MA)処理でCD44切断亢進が確認された。これら薬剤によるCD44連続的切断のうち細胞外領域切断はmetalloprotease阻害剤により、膜貫通領域切断はγ-secretase阻害剤により抑制された。また、MAの切断活性はEGTA、PKC阻害剤では抑制されなかった。これら薬剤処理後、経時的にCD44の発現動態を検討したところ、scrape処理では全長蛋白のturn overが確認されたのに対し、NSAIDs処理では時間経過と共にその発現量は低下した。本実験結果は、その癌転移抑制作用の一機序として、接着分子の細胞膜上での切断、及び新規合成の抑制による機能的な接着分子の発現低下を介していることを示唆している。
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