研究課題/領域番号 |
19791222
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 愛知県がんセンター研究 |
研究代表者 |
花井 信広 愛知県がんセンター(研究所), 発がん制御研究部, 研究員 (80381797)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
2,780千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
|
キーワード | 頭頸部外科 / 頭頸部がん / オーダーメイド治療 / 感受性試験 / TS-1 / 頭頸部癌 / 5-FU / リアルタイムPCR / MTTアッセイ |
研究概要 |
頭頸部癌細胞株を用い抗癌剤(5-FU)感受性規定因子としてのmRNA発現とMTT assay法による抗癌剤感受性との相関を検討した。相関が有意であったものはLIG3およびTK1であった。さらにオーダーメイド化学療法を臨床に直結した形で実践するため、手術検体を用い、in vitro感受性試験としてHDRA法を行った。頭頸部がん領域におけるTS-1の感受性試験はこれまで報告されておらず、その実験方法を確立した。TS-1の腫瘍阻止率は平均60.29で5-FU単剤では平均52.09であった。ギメラシル(CDHP)による感受性の増強効果は平均約15.8%であった。本法は術後補助治療や再発時の薬剤選択の指標となり、臨床的に大きな意義を持つものである。
|