研究課題/領域番号 |
19791265
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三木 篤也 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (30437404)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,310千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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キーワード | 眼科学 / 緑内障 / 神経保護 / モデルマウス / アルツハイマー病 |
研究概要 |
のべ116匹232眼のDBA/2Jマウスの眼圧測定及び前眼部観察を行った。結果、眼圧は平均12mmHgと正常値であり、経時的な上昇傾向もなかった。一方、虹彩色素脱失および虹彩萎縮、瞳孔異常はほとんどの動物に見られた。結果、我々の導入したDBA/2Jマウスでは、既報に見られる虹彩の異常は発症しているが、既報と異なり、それに伴う眼圧上昇が生じないことがわかった。また、4匹の動物に薬剤を徐放するための浸透圧ミニポンプを埋植したが、2匹は死亡し、1匹はポンプの脱落を生じた。神経保護治療の効果確認のためには、DBA/2Jマウスは眼圧値の個体差が大きく、眼圧上昇を来たす個体を簡便に区別出来ない点で、適していない。より確実、定量的な眼圧上昇を見込むことが出来るモデルの確立が必要である。
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