研究課題/領域番号 |
19791370
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
|
研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
帖佐 直幸 岩手医科大学, 歯学部, 助教 (80326694)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,470千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
|
キーワード | 再生医学 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / 生理活性 / 発生・分化 / 間葉系幹細胞 / 細胞外マトリックス / SCRG1 / コラーゲン / インテグリン / FAK / リン酸化 / 分化 |
研究概要 |
ヒト間葉系幹細胞(MSC)が分泌する機能未知のペプチドSCRG1に着目し、MSCの分化における役割を解析した。その結果、SCRG1がインテグリンを介して骨分化を抑制する可能性が示された。さらに、SCRG1はMSCの浸潤を促進する結果も得られた。MSCの浸潤は、ケモカイン受容体等によって制御されることが知られている。SCRG1はその分子中に多くのシステイン残基を有する。このような特徴はケモカインに共通した特徴であり、SCRG1がMSCの骨分化のみならず、細胞の浸潤にも関与することが強く示唆された。
|