常温常圧環境下における機能性HA膜形成法の開発と臨床応用

• 研究課題/領域番号: 19791426
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴理工系歯学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 野地 美代子 東北大学, 大学院・歯学研究科, 大学院非常勤講師 (70431583)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,660千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 360千円); 2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2007年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
• キーワード: パウダージェットデポジション / ハイドロキシアパタイト / インターフェイス / エナメル質 / 接着強度 / ハンドピース型 / 引張り強度

研究概要

これまでに, 申請者はパウダージェットデポジション(PJD)法を応用して歯質上に歯の主成分であるハイドロキシアパタイト(HA)膜の生成し, 歯質-生体材料間に全く新しいインターフェイスを創成することに成功している. HA膜は緊密で幅広い面積であり, エナメル質と同程度の硬さであり, 歯科診療で一般的に使用されているコンポジットレジンと同程度の歯質への接着強度を有していることがわかった. また, ヒト抜去歯のそのままの表面への成膜も確認がされている.

研究成果

• [雑誌論文] Creating a Hydroxyapatite Film on Human Enamel by Powder Jet Deposition Technique (2007)
  • 著者名/発表者名: Noji M, M. S. Sepasy, Shibuya T, Yosihara N, Kuriyagawa T, Sasaki K, Suzuki T.
  • 雑誌名: Advances in Abrasive Technology X ページ: 663-670
  • 査読あり
• [雑誌論文] Creating a hydroxyapatite film on human enamel by powder jet deposition technique (2007)
  • 著者名/発表者名: Noji M, Zahmaty MSS, Shibuya T, Yoshihara N, Kuriyagawa T, Sasaki K, Suzuki O.
  • 雑誌名: Advances in Abrasive Technology X ページ: 663-670
  • 査読あり
• [学会発表] Formation of hydroxyapatite film on tooth-using powder-jet-deposition- (2009)
  • 著者名/発表者名: R. Akatsuka, M. Noji, M. S Sepasy Zahmaty, T. Anada, T. Kuriyagawa, O. Suzuki, K. Sasaki.
  • 学会等名: 第3回インターフェイス口腔健康科学国際シンポジウム
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2009-01-15
• [学会発表] Hydroxyapatite films formed on tooth surface using powder jet deposition technique (2008)
  • 著者名/発表者名: R. Akatsuka, M. Noji, M. S Sepasy Zahmaty, T. Anada, T. Kuriyagawa, O. Suzuki, K. Sasaki.
  • 学会等名: 再生補綴医学研究会第一回学術会議
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2008-11-28
• [学会発表] Bonding Strength of the Hydroxyapatite Film on Tooth Using Powder-Jet-Deposition (2008)
  • 著者名/発表者名: R. Akatsuka, M. Noji, M. S Sepasy Zahmaty, T. Anada, T. Kuriyagawa, O. Suzuki, K. Sasaki.
  • 学会等名: IADR 86th General session and exhibition
  • 発表場所: Toronto
  • 年月日: 2008-07-03
• [学会発表] Bonding Strength of the Hydroxyapatite Film on Tooth Using Powder-Jet-Deposition (2008)
  • 著者名/発表者名: R. Akatsuka, M. Noji, M.S Sepasy Zahmaty, T. Anada, T. Kuriy agawa, O. Suzuki, K. Sasaki
  • 学会等名: IADR 86^<th> General session and exhibition
  • 発表場所: トロント カナダ
  • 年月日: 2008-07-03
• [学会発表] パウダージェットデポジション法による歯質上へのHA膜形成とその接着強度 (2008)
  • 著者名/発表者名: 赤塚亮, 野地美代子, M. S SEPASY ZAHMATY, 穴田貴久, 厨川常元, 鈴木治, 佐々木啓一
  • 学会等名: 第5回東北大学バイオサイエンスシンポジウム
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2008-05-19
• [学会発表] Creating a Hydroxyapatite Film on Human Enamel by Powder Jet Deposition Technique (2008)
  • 著者名/発表者名: 野地美代子
  • 学会等名: 先端歯学国際教育研究ネットワーク「日英シンポジウム」
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-02-04
• [学会発表] Creating a Hydroxyapatite Film on Human Enamel by Powder Jet Deposition Technique (2008)
  • 著者名/発表者名: 野地美代子
  • 学会等名: 先端歯学国際教育研究ネットワーク「日英シンポジウム」
  • 発表場所: 東京ガーデンパレス
  • 年月日: 2008-02-04
• [学会発表] パウダージェットデポジション法による歯質上へのHAP膜形成と歯科への応用 (2007)
  • 著者名/発表者名: 野地美代子, 佐々木啓一, 赤塚亮, 鈴木治, 厨川常元
  • 学会等名: 社団法人粉体粉末冶金協会平成19年度秋季大会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2007-11-18
• [学会発表] パウダージェットデポジション法による歯質上へのHAP膜形成と歯科への応用 (2007)
  • 著者名/発表者名: 野地美代子
  • 学会等名: 社団法人 粉体粉末冶金協会 平成19年度秋季大会
  • 発表場所: 京都工芸大学
  • 年月日: 2007-11-18
• [学会発表] PJD法による抗齲蝕性ハイドロキシアパタイト膜形成-予防的齲蝕治療法の開発- (2007)
  • 著者名/発表者名: 野地美代子, 吉原信人, 澁谷寿彦, 折居雄介, 赤塚亮
  • 学会等名: 平成18年度東北大学若手研究者萌芽研究育成プログラム中間成果発表
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2007-07-20
• [学会発表] PJD法による抗齲蝕性ハイドロキシアパタイト膜形成 -予防的齲蝕治療法の開発- (2007)
  • 著者名/発表者名: 野地美代子
  • 学会等名: 平成18年度 東北大学若手研究者萌芽研究育成プログラム 中間成果発表
  • 発表場所: 仙台国際センター
  • 年月日: 2007-07-20