光触媒酸化チタンコーティング剤による義歯床のプラークコントロールに関する研究

• 研究課題/領域番号: 19791453
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴理工系歯学
• 研究機関: 九州歯科大学
• 研究代表者: 槙原 絵理 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (30433402)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 3,010千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 510千円); 2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
• キーワード: 光触媒酸化チタン薄膜コーティング水溶液 / デンチャープラークコントロール / 有床義歯 / 光触媒酸化チタンコーティング水溶液 / 光触摸酸化チタン薄膜コーテノング水溶液

研究概要

より簡便で確実な除菌ができる義歯の洗浄方法を確立するため,効果的な光触媒酸化チタンコーティング剤の塗布方法を検討し,日常の清掃方法に対する影響や口腔内の汚れの除去効果をみたところ,義歯材料を通常研磨後わずかに界面活性剤を添加した本剤を塗布する方法が最も有用で,義歯用ブラシによる清掃方法ではコーティング剤が剥離してしまうが水洗や超音波,義歯洗浄剤による清掃方法は問題ないことがわかった.また,コーティング剤を塗布することで色素沈着の予防および除去に有用であることがわかった.

研究成果

• [雑誌論文] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究第3報コーティング剤が色素沈着に及ぼす影響について. (2009)
  • 著者名/発表者名: 槙原絵理, 鱒見進一, 河野稔広, 帆鷲秀一郎
  • 雑誌名: 九州歯会誌 63 ページ: 18-23
  • 査読あり
• [雑誌論文] 光触媒テクノロジーを応用した親水コーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究.第3報コーティング剤が色素沈着に及ぼす影響について (2009)
  • 著者名/発表者名: 槙原絵理, 鱒見進一, 河野稔広, 帆鷲秀一郎
  • 雑誌名: 九州歯科学会雑誌 63巻 ページ: 18-23
  • NAID: 10025993238
  • 査読あり
• [雑誌論文] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究第2報清掃法の違いがコーティング剤に及ぼす影響. (2007)
  • 著者名/発表者名: 槙原絵理, 鱒見進一, 有田正博, ほか6名
  • 雑誌名: 九州歯会誌 61 ページ: 137-140
  • 査読あり
• [雑誌論文] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究 (2007)
  • 著者名/発表者名: 槙原絵理, 鱒見進一, 有田正博, ほか4名
  • 雑誌名: 第1報義歯床表面への親水チタンコーティング法の検討九州歯会誌 61 ページ: 82-86
  • 査読あり
• [雑誌論文] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究第1報義歯床表面への親水チタンコーティング法の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 槙原 絵理
  • 雑誌名: 九州歯会誌 61 ページ: 82-86
  • NAID: 110006420973
  • 査読あり
• [雑誌論文] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究第2報清掃法の違いがコーティング剤に及ぼす影響 (2007)
  • 著者名/発表者名: 槙原 絵理
  • 雑誌名: 九州歯会誌 61 ページ: 137-140
  • 査読あり
• [学会発表] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究. (2009)
  • 著者名/発表者名: 槙原絵理
  • 学会等名: 第68回九州歯科学会平成19年度九州歯科学会奨励賞受賞者講演
  • 発表場所: 北九州
• [学会発表] Deposition of stain on acrylic resin plate coated with titanium dioxide solution. (2008)
  • 著者名/発表者名: Makihara, E., Masumi, S., Kawano, T.
  • 学会等名: The 36th Conference of the Indian Prosthodontic Society.
  • 発表場所: Bangalore, India
• [学会発表] 光触媒酸化チタンコーティングによる義歯床のプラークコントロールに関する研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 槙原絵理
  • 学会等名: 第68回九州歯科学会平成19年度九州歯科学会奨励賞受賞者講演
  • 発表場所: 北九州市
• [学会発表] Deposition of stain on acrylic resin plate coated with titanium dioxide solution (2008)
  • 著者名/発表者名: Makihara, E
  • 学会等名: The 36^<th> Conference of the Indian Prostho dontic Society
  • 発表場所: Bangalore, India
• [学会発表] Deposition of stains on resin plate coated with TPX splution. (2007)
  • 著者名/発表者名: Makihara, E., Masumi, S., Arita, M.
  • 学会等名: The 12th Meeting of the International College of Prosthodontists
  • 発表場所: Fukuoka, Japan
• [学会発表] Deposition of stain on acrylic resin plate coated with titanium dioxide solution. (2007)
  • 著者名/発表者名: Makihara, E., Masumi, S., Arita, M.
  • 学会等名: The 5th Biennial Congress of Asian Academy of Prosthodontics
  • 発表場所: Kobe, Japan
• [学会発表] Deposition of stains on resin plate coated with TPX splution (2007)
  • 著者名/発表者名: Makihara, E,
  • 学会等名: The 12th Meeting of the International Coll ege of Prosthodontists
  • 発表場所: Fukuoka,Japan