研究課題/領域番号 |
19791483
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮下 仁 東北大学, 病院, 助教 (70372323)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,830千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 臨床腫瘍学 / ウリジンフォスフォリラーゼ / 口腔癌 / p53依存性 / 細胞増殖と転移 / 高発現 / リン酸化酵素 / 細胞増殖 |
研究概要 |
口腔癌において、 (1)口腔扁平上皮癌においてRT-PCRによりUPmRNAの発現を確認した。また、細胞株における高発現をWestern blottingにより確認した。 (2)口腔扁平上皮癌細胞株を用いてUP高発現癌細胞株の樹立を行った。 (3)その増殖能についてコントロール細胞株と比較した所、有意に細胞増殖レベルの上昇が認められた。 →UPの過剰発現により癌細胞増殖活性が高まることが示唆された。 (4)UP高発現口腔癌株ではp53の発現が低下していることを示す結果が示唆された。 (5)口腔癌において、p53を始めとするがん抑制遺伝子、PTHR1、THRBその他3p、9q領域のLocusにおいてLOHおよびMSIが確認された。 ⇒これにより、UPの過剰発現により癌細胞増殖活性が高まること、UPを介在したp53の発現抑制が、その分子機構として機能している可能性が示唆された。
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