研究課題
若手研究(B)
目的:Furlow法による二段階口蓋形成手術法を実施した唇顎口蓋裂児を対象に、8歳に達した症例の言語成績について調査する。方法:Furlow法による二段階口蓋形成手術法を実施した唇顎口蓋裂児(F群)の術後の鼻咽腔閉鎖機能(VPC)と構音をPerkoのWidmaier変法による二段階法施行症例(P群)と比較する。結果:8歳時における鼻咽腔閉鎖機能は、良好例はF群96.2%、P群87.4%であった。VPCはF群ではP群に比し良好例がやや多く、また約1年早く機能回復が得られた。正常構音獲得はF群87.4%、P群69.9%であった。F群では構音障害の自然治癒がやや多く、また障害された音数は少なかった。まとめ:F群はP群に比し良好な言語成績が得られた。
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日本口蓋裂学会雑誌 32(1)
ページ: 43-56
10019571816
日頭顎顔会誌 23(4)
ページ: 1-9
10020183073
日頭顎顔会誌 23
日本口蓋裂学会雑誌 32