研究課題/領域番号 |
19791497
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
安島 久雄 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80377150)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,720千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 神経成長因子 / 下歯槽神経切断 / レスキュー実験 / ルフィニ神経終末 / GDNF / 歯根膜 |
研究概要 |
本研究では、マウス下歯槽神経の切断術後、持続的にリコンビナント神経栄養因子を投与し、歯根膜ルフィニ神経終末の再生過程を検索し、リコンビナント神経栄養因子投与のより効果的な作用時期、投与時期を明らかにすることを最終目的としている。trkBのリガンドであるBDNFとNT-4/5の役割について、BDNF-KOマウス(ヘテロ型)、NT-4/5-KOマウス(ホモ型)に対して、下歯槽神経切断実験を行い、BDNFは神経再生過程の全般にわたり、またNT-4/5は神経再生過程の初期に関与することが想像された。一方、ラット下歯槽神経切断実験では、GDNFが歯根膜ルフィニ神経終末の成熟過程に関与していることが示唆され、歯根膜神経の再生過程には複数の神経栄養因子が時期依存的に関与していることが考えられた。また、NT-4/5-KOマウス(ホモ型)に対する浸透圧ポンプを利用した持続的リコンビナントNT4/5投与実験により、持続的リコンビナント神経栄養因子の投与は歯根膜神経の再生を促進することが明らかとなった。
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