研究課題
若手研究(B)
我々は、イヌを用いて顎下腺の神経・血管柄付同種他家移植を行い、唾液瘻を作成し、唾液分泌量を測定した。安静時および味覚刺激時による唾液流出量を覚醒下にて測定すると、神経吻合を行ったものは行わなかったものと比較し、有意に唾液流出量が多かった。また、全身麻酔下、吻合部より中枢側の神経を電気刺激すると、唾液流出量が有意に増加した。これらの結果より、他家移植においても神経の移植は意義のあるものということが明らかとなった。
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