研究課題/領域番号 |
19791529
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
林田 淳之介 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (80432920)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,830千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 口腔扁平苔癬 / マイクロキメリズム / 移植片対宿主反応 / T細胞 / シェーグレン症候群 / 口腔扁平台癬 |
研究概要 |
本研究の目的は、T細胞マイクロキメリズムによって移植片対宿主反応(GVHR)が引き起こされ、その結果口腔扁平苔癬(OLP)とシェーグレン症候群(SS)の両疾患の発症が惹起されるという仮説を証明することである。 1. 男児出産歴のあるOLP患者の頬粘膜生検組織からゲノムDNAを抽出し、リアルタイムPCR法を用いてY染色体特異的配列を増幅検出した。結果、27例のうち6例(22.2%)でY染色体特異的配列が検出された。 2. 1でY染色体特異的配列を増幅検出し得た6例において、FISH法を用いたT細胞マイクロキメリズムの検出を行った。この男児の出産歴があるOLP患者3例の病変部の凍結切片において、FISH法を用いてY染色体陽性細胞の存在が同定できた。しかし、FISH法と免疫組織化学染色の二重染色を用いたY染色体陽性T細胞の同定を進めているが、現在のところその同定が確認された。 3. 研究に対して同意が得られれば、患者本人とご子息(男女問わず)のHLAタイピングを行い、OLP患者のHLA遺伝子解析を行うことで、子供の性別を問わずに、胎児由来の細胞の移入があるかどうかを検討する予定であった。 最終的には、標的抗原が同定されることで、SSやOLP発症のメカニズムを解明できるだけでなく、有効的な治療法も開発できると考えているが、その治療法までは今回至らなかった。
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