研究課題/領域番号 |
19791571
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
原田 史子 新潟大学, 医歯学系, 特任助教 (00397150)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,720千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 神経科学 / 脳・神経 / アクアポリン / 三叉神経節 / 下歯槽神経切断 / 歯の移動 |
研究概要 |
歯の移動の際の歯根膜ルフィニ神経終末およびその細胞体の存在する三叉神経節におけるアクアポリン(AQP)の局在の変化および他のアクアポリンのサブタイプの発現を明らかにすることを目的に、免疫組織化学的検討を行った。免疫染色により、AQP-1の免疫反応が三叉神経節の一部の衛星細胞と中型の神経細胞に観察された。また、歯の移動刺激に対する三叉神経節と歯根膜におけるアクアポリンmRNAおよびタンパク発現量の変動を検討した。さらに、歯の移動実験の比較実験として、より強い刺激である下歯槽神経切断実験モデルを用い、三叉神経節におけるAQP-1 mRNAの変動を検討した。歯の移動、神経傷害刺激に対して、AQP-1のタンパクレベルおよびmRNAレベルの発現に著名な変動は観察されなかったことから、神経の再生過程にAQP-1が関与する可能性は非常に低いことが考えられた。
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