研究課題/領域番号 |
19791660
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 大阪大学 (2008) 大阪府立大学 (2007) |
研究代表者 |
葉山 有香 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 特任講師 (30438238)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,640千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 高齢者 / 呼吸法 / リラクセーション / 呼吸理学療法 / 呼吸介助 / 1回換気量 |
研究概要 |
本研究は、呼吸介助およびシルベスター法を用いた呼吸法を実施することが、高齢者の呼吸機能・循環機能に及ぼす影響を明らかにし、これらの方法がリラクセーション効果をもたらすのかについて検証した。第1段階では、健康な高齢女性20名(68.9±4.6歳)を対象に、呼吸介助とシルベスター法を行い、これらの手技を行っても循環動態を大きく変化させず、安全に実施できることが明らかとなった。第2段階では、前述のうち14名(69.9±3.6歳)を対象に、呼吸介助とシルベスター法を用いた深呼吸法を行い、安静のみの対照群と比較することで、リラクセーション効果を検討した。生理的指標では個人差が大きくその効果を明確にするには至らなかったが、対象者の主観的な意見では、気持ちの良さが表現され、総合的に評価すると、呼吸介助およびシルベスター法の実施が高齢者に対してリラクセーション効果をもつ可能性が示唆された。
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