研究課題/領域番号 |
19791684
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊藤 直美 東大, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60345048)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,020千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 身体活動 / physical activity / Physical Activity Scale for the Elderly / PASE / elderly / Physical Activity Scale for Elderkly |
研究概要 |
本研究は、高齢者の身体活動を測定する質問紙Physical Activity Scale for the Elderly(PASE)日本版の確立と普及を目指し、(1) すでに開発したPASE日本版を様々な対象で用いてデータ蓄積をはかること、(2) PASE日本版を利用してもらえる体制をつくること、を目的としているものである。 まずは、PASE日本版を多くの方に早く使用してもらえるよう準備することが優先と考え、昨年度に引き続き、本年度も、目的(2) に関する内容遂行に比重をおいて進めた。主に実施したことは以下のとおりである。 ・PASE原版は、海外事務局に版権がある。また、マニュアルも整備されている。PASE日本版の利用が可能な状況とするためには、利用申込み手順、費用の支払方法、質問紙・マニュアルの配布方法など、海外事務局との細かな調整が必要である。そこで、昨年度の準備をふまえ、海外事務局との交渉を進めた。また、これに関連して、身体活動とその普及に関して広く情報を得るため、関連学会への参加、文献等からの情報収集も行った。 ・以上の結果、海外事務局との調整を終え、PASE日本版を利用してもらえる手続きが整った。現在、PASE日本版を利用していただくことが可能な状況となっている。実際、いくつかの研究での使用申込み・問い合わせ等をいただいた。 次に、目的(1) については、候補施設の調整等の関係で、本年度の調査実施を見送ることとなった。よって、この点は今後の課題である。 以上より、PASE日本版を利用してもらえる体制の基盤は作ることができたと考える。今後は、PASE日本版のさらなる利用・普及のための取り組みたいを進めたいと考えている。
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