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在宅療養に移行する脳血管障害患者のための服薬管理支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19791721
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関東京医科歯科大学 (2008-2009)
国際医療福祉大学 (2007)

研究代表者

ブリッジ 志保  医科歯科大 (90292961)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,730千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード脳血管疾患 / 服薬アドビアランス / Ethnography Content Analysis / 脳血管障害患者 / 服薬管理 / 在宅
研究概要

本研究は、脳梗塞患者の抗血栓療法を中心とした服薬アドヒアランスを向上させるための看護支援について探究することを目的としている。今年度は、看護支援に必要な具体的要素を確定するために、以下の調査を行った。
関東にある病院2施設の神経内科外来において、脳血管疾患患者を対象としてフォーマルインタビューを実施した。インタビューでは、半構成的質問紙に基づき、服薬アドヒアランスを規制する因子を詳細に尋ねた。インタビューの内容は、ICレコーダーに記録された。これらに加え、フィールドノートには、インタビューにおける対象の様子や反応を記載し、また診療録からは対象の背景、生理学的検査データ、入院中の経過などの情報を収集した。
収集されたデータはEthnography Content Analysisの手法を用いて分析され、脳血管疾患患者集団における服薬管理に関する行動傾向や、これに係る詳細な要因、ならびに服薬管理に関するニーズについて分析された。
調査対象は延べ23名、平均年齢は69.1歳であった。面接の平均時間は62分であり、また、2名については、面接では十分に思いが述べられなかったと、A4用紙7〜8頁ほどの手紙を書かれた。アドヒアランスに影響するおもな要素は、「脳梗塞発症とこれに伴う体験」「一日のライフスタイルの構築」「社会的支援の状況」「将来への見通し」などであった。
在宅療養する患者に対する継続的で包括的なケアの提供、並びにモニタリング成果の教育などについて、効率的に看護支援を提供する方策を検討していく。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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