研究課題
若手研究(スタートアップ)
シミュレータを用いた溶接技能訓練において,被覆アーク溶接とTIG 溶接における技能の共通性に着目し,両技能が効果的に向上する訓練計画の構築するための基礎データを得ることを目的としている.被覆アーク溶接とTIG 溶接を訓練する順序の違いによる技能レベルの変化に与える影響を実験により検討した.実際の溶接訓練では訓練した溶接法に対応する技能が向上し,シミュレータ訓練では両溶接に共通する技能の向上が確認された.この結果は,溶接技能の共通性を解明するための重要な知見となった.
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