研究課題/領域番号 |
19800065
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 電気通信大学 (2008) 独立行政法人放射線医学総合研究所 (2007) |
研究代表者 |
正本 和人 電気通信大学, 先端領域教育研究センター, 特任助教 (60455384)
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連携研究者 |
小畠 隆行 放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, チームリーダ (00285107)
菅野 巌 放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, センター長 (10360356)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,115千円 (直接経費: 2,710千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,360千円 (直接経費: 1,360千円)
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キーワード | 脳微小循環 / 組織酸素輸送 / 生体内イメージング / 脳機能イメージング / 血管拡張 / レーザ顕微鏡 / げつ歯類 / 体性感覚野 / 脳循環 / 二光子顕微鏡 / 蛍光量子ドット |
研究概要 |
生体内レーザ蛍光顕微鏡法を用いてイソフルラン麻酔下のラット体性感覚野における微小血管構造画像を可視化した。観察領域に対応する前肢に電気パルス刺激後、大脳皮質体性感覚野動脈ネットワークにおいて顕著な血管内腔の拡張が観察され、終末細動脈と脳表動脈レベルで血管内腔変化のタイムコースに顕著な違いが見られた。また脳表動脈応答は脳活動依存的に反応領域が変化したのに対し、終末細動脈の拡張反応は一定領域に局在していた。これら動脈ネットワーク間の時空間連携は、Gap junction uncouplerの投与によって影響を受けたことから、脳血流空間制御に対する脳血管細胞間Gap junctionの関与が強く示唆された。
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