研究課題/領域番号 |
19820010
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
佐藤 文彦 金沢大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (30452098)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,464千円 (直接経費: 1,290千円、間接経費: 174千円)
2008年度: 754千円 (直接経費: 580千円、間接経費: 174千円)
2007年度: 710千円 (直接経費: 710千円)
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キーワード | ドイツ文学 / 比較文学 / 児童文学 / プロレタリア革命文学 / パロディ文学 / 日本:ドイツ:オーストリア / 両大戦間期 |
研究概要 |
本研究は1920年代の両大戦間期にドイツで流行し、同時代の日本でも受容されたプロレタリア革命童話を、作家や挿絵画家、出版者の活動を鑑み、後期表現主義の潮流と相まった国際的な芸術文化運動として位置付けた。その上で、国民童話を素材にして書かれた日独のプロレタリア革命童話を、狭義の左翼文学ではなく、国民文学史の書き換えを試みた20世紀都市モダニズム文学の一種として理解し、プロレタリア革命童話は今日、パロディ文学として読み直せることを指摘した。
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