研究課題/領域番号 |
19820011
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小池 郁子 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (60452299)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,075千円 (直接経費: 2,670千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
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キーワード | オリシャ崇拝 / 黒人らしさ / 抵抗 / パフォーマティヴィティ / 文化接触 / 植民地主義 / ナイジェリア / アメリカ合衆国 / 真正性 / 黒人 / 人種的本質主義 / 文化人類学 |
研究概要 |
本研究は、グローバル化、異種混交化する現代社会において、現実的に破綻する傾向にある原理主義的な社会運動に代わる新たな運動の在り方、ならびに、異なる民族(人種)、宗教を排斥するのではなく、それらと共存できる文化実践について文化人類学的視点から考究を試みた。 具体的には、アメリカ黒人の社会運動(オリシャ崇拝運動)と、彼らアメリカ黒人と宗教、文化的に交流しているナイジェリアの宗教組織をとりあげた。そのうえで、急速に保守化する現代社会において、少数派の社会政治的権利や宗教文化実践の権利をもとめる社会運動が、自身とは異なる民族(人種)や宗教集団といかに共存しながら維持、拡充できるのかを検討した。
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