研究課題/領域番号 |
19820017
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 長崎県立大学 (2008) 県立長崎シーボルト大学 (2007) |
研究代表者 |
松尾 晋一 長崎県立大学, 国際情報学部, 講師 (40453237)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,023千円 (直接経費: 2,630千円、間接経費: 393千円)
2008年度: 1,703千円 (直接経費: 1,310千円、間接経費: 393千円)
2007年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
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キーワード | 日本史 / ロシア / 長崎 / 警備 / 境界領域 / 大名 / 異国船 / 幕府 / 境界 / 文化期 |
研究概要 |
18世紀末から19世紀初頭における新たな異国船問題が、日本の境界領域にどのような影響を与え、いかなる状況にあったのか、この点を幕府対外政策との絡みで政治史の立場から検証し、導き出された成果を踏まえて、近世日本の国家的枠組の変化を捉え直した。その結果、文化期のロシア問題が、時間差はあるものの各立場の異国船認識あるいは戦略に変化をもたらしたことが明らかとなり、全国的に均質な境界認識と積極的な国家防衛観がこの時期に形成されつつあったことを解明した。
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