研究概要 |
客観的なデータをもとに漢字及び漢字語彙の概念分類を試み,その結果をもとに日本語教育で応用できる資料を作成した。概念分類に関しては次の二つの方法を用いて調査を行った。(1)頻度と親密度の高い漢字語彙(約22,000語)を選択し,それに複数の概念分類の情報を加え,どのように分類されるかを調査した。(2)頻度と親密度で順位付けした単漢字2,100字について概念分類を行い,その結果から,どのような概念グループの語彙を学習するときにどのような漢字の導入を行うことが有効かを検討し,資料を作成した。
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