研究課題/領域番号 |
19820042
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
中村 元哉 南山大学, 外国語学部, 准教授 (80454403)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,843千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 243千円)
2008年度: 1,053千円 (直接経費: 810千円、間接経費: 243千円)
2007年度: 790千円 (直接経費: 790千円)
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キーワード | 近代中国 / 中華民国憲法 / 自由 / 人権 / リベラリズム / 中国 |
研究概要 |
近代中国の憲政史は、近代中国のリベラリズム思想の展開と深い関係を有している。その歴史を「自由とナショナリズム」という視角から再考し、憲法制定史における自由権の規定がどのように変遷し、実際のところどの程度の言論・出版の自由が実現していたのかを解明した。確かに近代中国には近代西洋型の自由はなかったかもしれないが、だからといって自由な空間が全く存在しなかったわけではない。近代中国とその延長に位置する現代中国には自由が皆無であるというステレオタイプな中国認識が変わっていくことを期待したい。
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