研究課題/領域番号 |
19820043
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
洪 宗郁 同志社大学, 言語文化研究センター, 専任講師 (80454487)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,075千円 (直接経費: 2,670千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
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キーワード | 韓国 / 朝鮮 / 植民地 / 社会主義 / ナショナリズム / 転向 / 朝鮮史 / 親日 / 総力戦体制 / 東亜協同体 / 内鮮一体 |
研究概要 |
脱植民地の課題は、民族という近代的主体を立てようとする点で、極めて近代的な企図でありながらも、同時に宗主国-植民地の秩序からなる近代社会そのものに対する挑戦である点で、脱近代の契機を内包している。植民地朝鮮の知識人が辿った思想の軌跡は、脱植民地の課題にこだわり続けたという点で、日本知識人の近代批判の不徹底さに対する告発でもあった。朝鮮の「転向」は、植民地近代および総力戦体制が持つある種の合理性を極限まで推し進めることで、潜在していた近代秩序の矛盾を露呈する役目を果たしたと言える。
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