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生命倫理学における尊厳死言説と「死の教育」の歴史的・社会的関連性に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19820045
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 哲学・倫理学
研究機関立命館大学

研究代表者

大谷 いづみ  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (30454507)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
1,492千円 (直接経費: 1,330千円、間接経費: 162千円)
2008年度: 702千円 (直接経費: 540千円、間接経費: 162千円)
2007年度: 790千円 (直接経費: 790千円)
キーワード尊厳死 / 生と死の教育 / 自分探し / 若者論 / 自律原則 / 生命倫理学 / 死生学 / 自殺 / キリスト教 / 倫理学
研究概要

本研究は(1)研究システムの構築、(2)言説解析のための諸資料の蒐集・蓄積・整理、(3)その一部の解析を行った。成果として、第一に、現在の若者論が「尊厳死」言説と自分探しの関係を射程に入れておらず、生と死の教育との関連性についても解析が必要であること、第二に、第二次世界大戦後の欧米の安楽死論は、キリスト教倫理に対抗する自殺権の主張として行われた一方、治療中断についてはカトリックの医療倫理などが導入されるなどの影響が強く、生命倫理学も例外でないことを指摘した。この錯綜と自殺予防を謳う現在の死の教育におけるキリスト教との関連性の考究は今後の課題である。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (31件)

すべて 2009 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (14件) 図書 (8件) 備考 (5件)

  • [雑誌論文] 「安楽な死・尊厳ある死」の位置取りをめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 雑誌名

      Pharma Medica 26(7)

      ページ: 47-51

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 安楽な死、尊厳ある死--の遙か手前で2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 雑誌名

      現代思想 36-2

      ページ: 174-183

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 「安楽な死・尊厳ある死」の位置取りをめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 雑誌名

      Pharma Medica 26-7

      ページ: 47-51

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [雑誌論文] 「安楽な死、尊厳ある死-の遙か手前で」2008

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 雑誌名

      現代思想 36-2

      ページ: 174-183

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 医療崩壊と医療倫理--〈間(あいだ)〉の生のために2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      石巻赤十字病院職員研修会
    • 発表場所
      石巻赤十字病院
    • 年月日
      2008-02-15
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 「医療崩壊と医療倫理-<間(あいだ)>の生のために」2008

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      石巻赤十字病院職員研修会
    • 発表場所
      石巻赤十字病院
    • 年月日
      2008-02-15
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 安楽死から尊厳死へ?--安楽死・尊厳死論を読み直す2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      難病と倫理研究会第2回京都セミナー
    • 発表場所
      キャンパスプラザ京都
    • 年月日
      2008-02-02
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 「安楽死から尊厳死へ?-安楽死・尊厳死論を読み直す」2008

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      難病と倫理研究会第2回京都セミナー
    • 発表場所
      キャンパスプラザ京都
    • 年月日
      2008-02-02
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「問い」を立て直す~「生と死の自己決定」をめぐって2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      第9回福祉教育研修講座
    • 発表場所
      法政大学市ヶ谷キャンパス
    • 年月日
      2008-01-12
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 「「問い」を立て直す〜「生と死の自己決定」をめぐって」2008

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      第9回福祉教育研修講座
    • 発表場所
      法政大学市ケ谷キャンパ
    • 年月日
      2008-01-12
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「尊厳死」言説の誕生とキリスト教の関わり--試論のための覚え書き2007

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      京都NCC生命倫理研究会例会
    • 発表場所
      京都NCC宗教研究所
    • 年月日
      2007-09-22
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 「「尊厳死」言説の誕生とキリスト教の関わり-試論のための覚え書き」2007

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      京都NCC生命倫理研究会例会
    • 発表場所
      京都NCC宗教研究所
    • 年月日
      2007-09-22
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「尊厳ある死」という思想の生成と「いのちの教育」2007

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      第28回SGRAフォーラムin軽井沢「いのちの尊厳と宗教の役割」
    • 発表場所
      鹿島建設軽井沢研修センター
    • 年月日
      2007-07-21
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 「「尊厳ある死」という思想の生成と「いのちの教育」」2007

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      第28回SGRAフォーラムin軽井沢「いのちの尊厳と宗教の役割」
    • 発表場所
      鹿島建設軽井沢研修センター
    • 年月日
      2007-07-21
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「よく生きる」ことと「よく死ぬ」こと-「尊厳死」研究と「いのちの教育」の狭間で2007

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      第12回日本緩和医療学会シンポジウム2「緩和医療を支える倫理と法」
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター
    • 年月日
      2007-06-23
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 「「よく生きる」ことと「よく死ぬ」こと-「尊厳死」研究と「いのちの教育」の狭間で」2007

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      第12回日本緩和医療学会シンポジウム2「緩和医療を支える倫理と法」
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター
    • 年月日
      2007-06-23
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「よく死ぬ」ことと「よく生きる」ことの「間」-「尊厳死」言説をめぐって2007

    • 著者名/発表者名
      大谷 いづみ
    • 学会等名
      立命館大学土曜講座2007年4月「「生存学」の創成-障老病異と共に暮らす世界へ」
    • 発表場所
      法政大学市ケ谷キャンパス
    • 年月日
      2007-04-14
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 「よく死ぬ」ことと「よく生きる」ことの「間」--「尊厳死」言説をめぐって2007

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 学会等名
      立命館大学土曜講座2007年4月「「生存学」の創成--障老病異と共に暮らす世界へ」
    • 発表場所
      立命館大学末川記念会館
    • 年月日
      2007-04-12
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] 立命館大学GCOE創成拠点〈生存学〉(大谷分担箇所「国際交流企画」II「研究交流会」発言2009

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ, 他
    • 出版者
      2009安部彰・有馬斉編2009年3月『生存学研究センター報告8 : ケアと感情労働-異なる学知の交流から考える』
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] 生存の臨界I・II・III(座談会)2009

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ, 他
    • 出版者
      2009他立命館大学生存学研究センター編『生存学』
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] 立命館大学生存学研究センター編『生存学』(分担執筆 大谷いづみ他「生存の臨界I ・ II ・ III (座談会)」)2009

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ, 他
    • 総ページ数
      415
    • 出版者
      生活書院
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [図書] 安部彰・有馬斉編2009年3月『生存学研究センター報告8 : ケアと感情労働-異なる学知の交流から考える』立命館大学GCOE創成拠点<生存学>(大谷分担箇所「国際交流企画」II「研究交流会」発言)2009

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ, 他
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      生活書院
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [図書] 生権力と死をめぐる言説2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ, 島薗進, 他
    • 出版者
      『死生学1死生学とは何か』(シリーズ・死生学第1巻)
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] 生きる権利・死ぬ権利-だけでなく2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ, 上野千鶴子, 他
    • 出版者
      『ケアという思想』(シリーズ・ケアその思想と実践第1巻)
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] 上野千鶴子他編『ケアという思想』(シリーズ・ケア その思想と実践 第1巻)(分担執筆「生きる権利・死ぬ権利-だけでなく」)2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 総ページ数
      246
    • 出版者
      岩波書店
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [図書] 島薗進他編『死生学1死生学とは何か』(シリーズ・死生学第1巻) (分担執筆「生権力と死をめぐる言説」)2008

    • 著者名/発表者名
      大谷いづみ
    • 総ページ数
      257
    • 出版者
      東京大学出版会
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://devita-etmorte.com/index.html

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.arsvi.com/index.htm

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.arsvi.com/index.htm

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://devita-etmorte.com/index.html

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.arsvi.com/index.htm

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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