研究課題/領域番号 |
19830024
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
荒川 歩 名古屋大学, 大学院・法学研究科, 特任講師 (90452185)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,659千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 309千円)
2008年度: 1,339千円 (直接経費: 1,030千円、間接経費: 309千円)
2007年度: 320千円 (直接経費: 320千円)
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キーワード | しろうと理論 / 裁判員裁判 / 法と心理学 / 市民参加 / 専門家-非専門家 |
研究概要 |
意図(特に殺意)および「合理的疑い」に関する、裁判員のしろうと理論について検討した。その結果、殺意の認定については、裁判員に独特の判断傾向があること、評議において、裁判官側が裁判員役の役割を提示せずに、裁判員側の主張を先に聞いた場合も、裁判官側が先に、定義等をしない場合も裁判員が納得する程度には違いがないことが示唆された。このことは、裁判員評議の運営において示唆を与えるとともに、学術的にも、市民の判断の特徴を考える上で有用であると考えられる。
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